ZKsync、オンチェーンガバナンスシステムを正式にローンチ｜暗号資産のトレンド

1. 主な取引所のトレンド

• Hamster Kombat（HMSTR）がBinance LaunchpoolとSuper Earnに上場予定。ウェブサイトはLaunchpoolキャンペーン開始の24時間前以内に利用可能になる見込み。ユーザーは、BNBとFDUSDをロックして、7日以内にHMSTRのエアドロップを受け取れる予定。マイニングは2024年9月19日午後9時（日本時間）に開始予定。

• コインベースは、ラップされたビットコイントークンであるCoinbase Wrapped BTC（cbBTC）を公式にリストアップ。イーサリアムのネットワーク上で運営され、ビットコインによって1:1の割合で担保されており、さらに多くのブロックチェーンをサポートする計画もある。

• OKX、EURC（ユーロペッグ付きステーブルコイン）を現物取引市場に上場。USDC/EURCの現物取引は9月13日午後5時（日本時間）に開始予定。

• バイナンスは、ユーザーのステーク資産を表すリキッドステーキングトークンであるBNSOLのローンチを発表。ユーザーはSOLトークンを安全にステークし、その見返りとしてBNSOLを受け取ることが可能。

2. 暗号資産のトレンド

• 9月13日、ドナルド・トランプ前米大統領は、自身の家族が運営する暗号資産プラットフォームWorld Liberty Financialの立ち上げを発表し、従来の銀行を代替するものとして位置付けた。来週の月曜日にX（Twitter）で開催されるライブイベントに参加するようユーザーに呼びかけている。「我々は暗号資産の未来を受け入れ、遅くて時代遅れの大手銀行を置き去りにする」とトランプ氏は言った。

• Visa、Brevan Howard、Castle Island Venturesによる最新の調査によると、ステーブルコインは投機的な暗号通貨取引だけでなく、実用的な目的でも使われるようになってきているという。

• 関係者によると、ZKsyncは、三権分立とチェックアンドバランスの原則に基づいて設計されたオンチェーンガバナンスシステムを正式に開始した。

• Grayscale XRP Trustの管理手数料は2.5％に設定されている。CoinDesk Ripple Price Index（XRX）は、Ripple（XRP）の現物価格の米ドル建て参照レートを提供。9月11日現在、一株当たりの純資産価値は暫定的に10.73ドル、資産運用規模は247,921.68ドルと報告されている。

3. 資金調達のトレンド

• DeFi抽象化レイヤーのINFINITが資金調達ラウンドで600万ドルを調達、Electric Capital、Mirana Ventures、Hashed、Maelstrom（Arthur Hayesのファミリーオフィス）、Lightspeed Faction、Nomad Capital、Robot Ventures、Tangent、Presto Labsなどが参加。

• Binance Labs、新しい金融システムへの架け橋となるRWAトークン化投資プラットフォームOpenEdenに投資。

4. 規制のトレンド

• Fox NewsのEleanor Terrett記者によると、下院金融サービス委員会のメンバーであるテネシー州選出のジョン・ローズ共和党下院議員が「BRIDGEデジタル資産法」と呼ばれる新法案を提出するという。この法案は、デジタル資産に関する合同諮問委員会を米国証券取引委員会（SEC）と米国商品先物取引委員会（CFTC）の間に設置することを目的としている。

• SECは、eToro USA LLCが、同社の暗号資産取引プラットフォームを通じて無登録ブローカーおよび清算機関として営業していた容疑について、当局と和解するため150万ドルを支払うことに合意したと発表した。和解の条件として、eToroは連邦証券法違反の停止を約束し、同社のプラットフォームで取引可能な暗号資産を制限する。