XRP ETF:現在SEC承認待ちのファンド一覧
米資産運用会社フランクリン・テンプルトンが、拡大するXRP上場投資信託(ETF)競争に参入し、米国でスポット型XRP ETFを申請した最新の企業となった。
フランクリン・テンプルトンのXRPETFはXRP価格のパフォーマンスに連動するよう設計されており、XRPのカストディはコインベース・カストディ・トラストが担うと、3月11日に米証券取引委員会(SEC)へ提出された公式書類で 明らかになった 。
同日、SECはグレースケールによるXRPトラストのETF転換提案を含む複数の暗号資産ETF申請の審査を延期した。
XRP ETFの申請が相次ぐ中で、最大のスポット型ビットコイン(BTC)ETFの発行者であるブラックロックは、XRP関連商品の申請をまだ行っていない。
米国でXRP ETFを申請した企業は?
3月12日時点で、米国ではビットワイズ、プロシェアーズ、21シェアーズなどの大手を含む9社がXRP ETFの申請を行っている。
世界最大級の暗号資産ファンド運用会社であるビットワイズは、2024年10月2日にXRP ETFのためのForm S-1を最初に提出した企業である。
その後、カナリー・キャピタルが2024年10月8日に同様の商品でForm S-1を提出した。
スイス拠点の暗号資産投資会社21シェアーズと、米国ETFプロバイダーのウィズダムツリーも2024年末にXRP ETFの申請を行っており、それぞれ11月と12月に提出された。
また、資産運用会社プロシェアーズも2025年1月17日に複数のXRP ETF商品をSECに申請しており、「プロシェアーズXRP ETF」を含む4商品が含まれる。
さらに、欧州の暗号資産投資会社コインシェアーズも2025年1月にXRP ETFを申請し、グレースケールは1月30日に「XRPトラスト」をニューヨーク証券取引所で取引可能なXRP ETFに転換する計画を提出している。
2019年創業のフロリダ拠点の金融サービス会社ボラティリティ・シェアーズも、3月7日に「ボラティリティ・シェアーズXRP ETF」「ボラティリティ・シェアーズ2倍XRP ETF」「ボラティリティ・シェアーズ-1倍XRP ETF」の3商品を申請した。
その他のXRP関連ETF申請
単独のXRP ETF以外にも、少なくとも2社がより広範な暗号資産ETFの中にXRPを含めている。
2025年1月21日、REX-オスプレイが「ETFオポチュニティーズ・トラスト」を申請し、XRPやビットコイン(BTC)、さらにはボンク(BONK)、オフィシャル・トランプ(TRUMP)などを含む7つのETFが提案されている。
同様に、タトル・キャピタル・マネジメントも「ETFオポチュニティーズ・トラスト」を提出し、XRPやメラニア(MELANIA)などを含む10種類のデイリー・ターゲットETFが計画されている。
ETF compositions in the ETF opportunities trusts by Tuttle Capital Management and REX-Osprey. Source: SEC
なお、ブラックロック以外にも、インベスコ、ヴァンエック、アーク・インベスト、フィデリティ・インベストメンツ、ギャラクシー・デジタルといった暗号資産ETFプロバイダーは現時点でXRP ETFの申請を行っていない。
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