仮想通貨市場全体が流動性不足からの回復途上にある中、あるトレーダーが320万ドル以上の利益を生み出した。

この匿名のトレーダーは、わずか2,137ドルの初期投資を新規上場したHyperfy(HYPER)トークンの取引で320万ドル以上にまで増やした。

ブロックチェーン分析プラットフォームのLookonchainによると、この利益率は10時間で初期投資の1,500倍以上に相当するという。同プラットフォームは、1月6日のX(旧Twitter) 投稿 でこの成果について詳細を報告している。

「2,137ドルをわずか10時間で324万ドルに—1,515倍のリターン... その後、このトレーダーは利益確定を進め、HYPERトークン1,788万枚を売却して10,286SOL(221万ドル相当)を得たが、なおも412万HYPER(103万ドル相当)を保有している。」

トレーダー、メタバーストークンで2,000ドルを10時間で320万ドルに image 0

Savvy Hyper trader, selling patterns. Source: Lookonchain

Hyperトークンは1月6日午前1時45分(UTC)にRaydiumでローンチされ、Hyperfyメタバースおよびゲームプラットフォームのユーティリティトークンとして機能する。

トレーダー、メタバーストークンで2,000ドルを10時間で320万ドルに image 1

HYPER/USD, all-time chart. Source: Raydium

HYPERトークンは、同日午前12時30分(UTC)に過去最高値の0.26ドルを記録したが、その後午後2時15分には0.19ドルに下落した。Raydiumのデータによれば、同トークンの現在の時価総額は1億9,800万ドルを超えている。

市場調整にも関わらず利益を上げるトレーダーたち

暗号資産市場が低迷している中でも、利益を上げているトレーダーが存在する。Cointelegraph Markets Proのデータによれば、ビットコイン(BTC)は12月19日以降10万ドルを下回って推移しているが、一部のトレーダーは大きな利益を得ている。

例えば、昨年12月末には、あるトレーダーがイーサ(ETH)の5倍レバレッジショートポジションで2日間に110万ドル以上の未実現利益を達成した。

ショートポジションとは、暗号資産を借りて現在の価格で売却し、後に価格が下落した際に買い戻すことで市場の下落傾向を利用して利益を得る取引方法だ。

一部のトレーダーは、実用性が乏しいミームコインのボラティリティを活用して利益を上げている。例えば、昨年12月14日、ある暗号資産トレーダーが27ドルを投資し、Pepe(PEPE)の急騰を利用して5,200万ドルを稼いだ。このトレーダーは初期投資を600日以上保有していた。

PEPEは、2024年にトップ100トークンの中で2番目に優れたパフォーマンスを記録しており、1年間で1,600%以上のリターンを達成した。

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