ビットコイン、2026年に50万ドル到達｜アナリストが予測

仮想通貨アナリストとして知られるミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は20日、自身のX（旧Twitter）で、ビットコイン BTC +0.29% は今後50万ドルまで上昇する可能性あるとの予測を 投稿した 。

同投稿において、彼は「2026年まで現在の強気相場が続く場合、50万ドルという目標は悪くない」と述べ、 ビットコインの将来価格 が今後2年間でさらなる上昇を遂げる可能性について言及した。

ビットコインの下落は一時的な調整局面、再び上昇に転じる兆候あり

本稿執筆時点において、ビットコインの価格は9万7000ドル前後で推移しており、10万ドルの歴史的な節目を下回っている状況だ。

また、その他のアルトコインでも下落基調が続いており、仮想通貨市場全体はやや悲観的なムードが漂っている。しかし、現在の状況が一時的な調整期間である可能性を示唆するデータもある。ビットコインドミナンス（BTC.D）だ。

BTC.Dは、仮想通貨市場全体の時価総額におけるビットコインの割合を示す重要な指標として、市場分析に利用されている。

11月20日を境に急落したドミナンスは、7日以降急速に回復し、現在では58％に達している。

TradingView｜BTC.Dチャート

特記すべきは、ビットコイン価格が下落する中でドミナンスが上昇基調を示していることだ。この動きは、投資家がアルトコインからビットコインへ資金をシフトさせている可能性を示しており、ビットコインへの信頼が依然として強いことを裏付けている。

このデータは、ビットコインは現在一時的な調整局面にあり、再び上昇トレンドに転じる可能性を示唆している。

さらに、ミカエル氏は21日、「市場は大きく反発し、調整、あるいはその大半が終わった可能性が高い」と投稿。2025年に向けたさらなる強気相場が到来する可能性について言及した。