赤ちゃんカバのミームコイン「MOODENG」、時価が1億ドル超
タイのカオキアオ動物園に住むピグミーカバの赤ちゃんをモチーフとしたミームコインMOODENG(ムーデン)はこのほど、誕生から1ヶ月足らずで時価総額が1億ドルを 突破した。
同ミームコインは、9月10日にソラナ(SOL)ブロックチェーン上の ミームコイン 発射場「Pump.fun」を使って発行された暗号資産(仮想通貨)だ。
すでに約1万5000ウォレットが同ミームコインを保有しており、ソラナで8番目に時価総額の大きいミームコインとなっている。
愛らしいピグミーカバの赤ちゃん
MOODENGトークンは、インターネットで人気を集めているタイの動物園に住むピグミーカバの赤ちゃんがモチーフとなっている。
ムー・デンとは、タイ語で「弾む豚肉」という意味を持つ。
ピグミーカバは、野生ではわずか2000頭しか生き残っていないと推定される絶滅危惧種で、皮膚を湿らせておくためにほとんどの時間を沼地や川で過ごす生き物だ。
そのため動物園に住むこの赤ちゃんも、定期的に動物園職員から水をかけられている。その姿を写した動画がインターネット上で大流行し、投稿の閲覧回数は1千万回を超える。
Pump.funで作成
インターネット上では、このカバのミームも作成され流行。そのようなミームをテーマにしたミームコインMOODENGがソラナ上で誕生した。
ミームコインの作成には、数回クリックするだけでだれもがミームコインの作成ができるプラットホーム「Pump.fun」が使われている。
同プラットホームは、ソラナ上のミームトレンドの過熱化によって人気を集め、累計収益はサービス開始からわずか7ヶ月で1億ドル(約146億円)を突破した。
関連: ミームコイン工場のPump.fun、7か月で収益146億円達成
ここ最近は、ミームトレンドも落ち着き、大幅な収益の減少を経験していた。ただし、MOODENGの誕生および取引の過熱化により、収益は過去1ヶ月で60万ドルまで回復している。
同ミームコインの急騰により、資金を1331ドルから340万ドルまで成長させたトレーダーもいるという。
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