最新の分析によると、ビットコイン(BTC)は、新たな史上最高値に向け、日足で6万3000ドル以上での終値が必要だという。

9月19日のXポスト で、仮想通貨トレーダーのホーンヘアーズ氏は、強気派が次にサポートへ転換すべき主要なBTC価格レベルを定義した。

6万3000ドルを維持できるか

今週のマクロ経済イベントがリスク資産を押し上げた後、ビットコインは反発を続けている。週ベースで約8%上昇したBTC/USDは、現在、数カ月間市場を抑え続けてきた重要なレジスタンス領域に直面している。

「5万7000ドル付近からの非常に強い反発を示した後、6万3000ドルという大きなレベルが迫っている」とホーンヘアーズ氏はまとめた。「我々が6万3000ドルをクリアし、長期時間枠の終値でその上を保持できれば(少なくとも日足)、史上最高値に向けて本格的な押し上げが可能だ」

BTC/USD 1-day chart. Source: HornHairs

6万ドル台半ばのゾーンは、サポートとして機能するために必要なさまざまなトレンドラインが存在するため、重要となる。このトレンドラインにはビットコインの短期保有者の平均取得価格がある。ここをサポートに転換できれば、強気相場に 弾みがつくだろう 。

Bitcoin onchain volume chart. Source: MS2 Capital

さらに、ファミリーオフィスのMS2キャピタルは、200日間単純移動平均線(SMA)が現在6万4000ドル付近の最大のオンチェーンボリュームエリアと一致していると付け加えた。Xに アップロードされた チャートには、さまざまな長期時間軸のレジスタンスレベルの詳細な内訳が含まれている。

BTC/USD resistance levels. Source: MS2 Capital

BTC価格のブレイクアウトは間近?

一方、トレーダー兼アナリストのレクトキャピタル氏は、ビットコインがすでに数カ月にわたる下降チャネル内で前進していることを示している。このチャネル自体は、現在6万7000ドルが重要なブレイクアウトレベルとなっている。

BTC/USD 1-week chart. Source: Rekt Capital

一方、そのブレイクアウトの時間は急速に迫っている。BTC/USDは4月のブロック報酬半減期以来、レクトキャピタル氏が「再蓄積レンジ」と呼ぶ範囲内で推移していたが、「ビットコインは、半減期から150~160日後に、再蓄積レンジを歴史的にブレイクアウトしてきた」とレクトキャピタル氏は指摘した。「現在、半減期から約158日後にあたる」

BTC/USD 1-week chart. Source: Rekt Capital

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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