BAYC、新たなゲームを9月19日に公開へ|事前登録も開始
有名な非代替性トークン(NFT)コレクション「BAYC(Bored Ape Yacht Club)」は10日、新たなスマホゲーム「Dookey Dash:Unclogged」を9月19日にリリースすることを 発表した。
同ゲームは、2023年にリリースされた「Dookey Dash」の新バージョンとなっており、NFTホルダーでなくてもプレイをすることが可能だ。
プレイ希望者は、Apple Store(iOS版)とGoogle Play(Android版)からアプリの事前登録が可能となっている。
2023年1月公開の「Dookey Dash」
「Dookey Dash」は、2023年1月に公開されたカジュアルゲームだ。下水道にあるアイテムを障害物を避けながら拾い、より遠くまで進んだプレイヤーに特典も配られる。
ただし、NFTのBAYC、MAYC、BAKCのホルダーのみが獲得できる「Sewer Pass」と呼ばれるNFTパスを使用してアクセスできる仕様となっていた。
今回の新しいゲームは、NFTホルダーを持っていなくてもプレイ可能で、基本的にフリープレイが可能となっている。
また、クリエイターモードも導入予定で、クリエイターが収益を獲得できる仕組みを準備しているという。
NFTの96%が「死んだ」
暗号資産(仮想通貨) およびNFT市場は、過去数年間で爆発的な成長を遂げている。しかしNFT市場の成長は、誇大な広告や投機的な動きにより、長期的な価値を維持できないという問題を浮き彫りにした。
5000以上のNFTコレクションおよび500万件のトランザクションを収集したnfteveningのレポートによると、NFT投資家の10人中4人(43%)が利益を得ることができていないことが 分かった。
またNFTプロジェクトにおいても、全体の96%のプロジェクトが、取引量がゼロ、7 日間の売上が最小、X(Twitter)での非アクティブという3つの要素を満たしているという。
現にBAYCも、ピーク時の価格から、大幅に下落してしまっている。
そのため同レポートでは、NFT の96%が「死んだ」とみなされている。
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