【相場分析】ビットコイン(BTC)今日の予想｜米ISMの結果を受けて一時的な上昇もロングエントリーは見込める展開

戦略まとめ

ビットコインテクニカル分析

BTC/USDT日足チャート

BTC/USDT4時間足チャート

上昇シナリオ

本日の相場では、先日のISMの結果を受けてFRBによる年内利下げの期待感が増したことで、株式市場と共にビットコイン相場も上昇する動きを見せたものの、70,360ドル付近での短期的な利益確定によって価格が戻す展開となった。

しかし、今回の一時的な上昇の動きが発生したことで、テクニカル的にはより上昇が有利な展開となっている。

200ＭＡは少しだけ上向きに修正され、特に80ＭＡが上振れすることが今後の上昇傾向を後押しする大きな要因となる可能性が高い。もし今後下落相場が発生しても68,300ドル付近で反発される可能性は高いだろう。

今後のエントリーに関しては、US時間に掛けてロングエントリーが検討できる展開となりそうだ。80ＭＡが上振れし、価格が一時的に押し目を形成している現在で、緑矢印のような動きを見せ、安値切り上げから直近高値越えが確認できればエントリーに期待ができる。

エントリー：現在値がこのまま押し目を形成していき→安値切り上げ→直近高値更新を1時間足で確認出来た時(69,400ドル付近)
利確：70,360ドルで反発されたとき
損切り：エントリー時の直近安値を実体で超えたとき

下落シナリオ

結論、現在の各時間足のテクニカルを見てみる限り、中期的な下落やショートでのエントリーポイントは中々見つけられず、仮想通貨市場の下落要因となるようなイベントが発生しない限りは価格が下げていくことは予測しにくいのが現状だ。

しかし、本日にかけての売りエントリーには期待ができないものの、今週の重要経済指標の結果次第では売り優勢となる展開も十分にあり得ると見ている。

今後の下落トレンドを形成していくには、まずは短期MAが200MAを下振れし、短期足で下落のダウ絵を形成していくことがカギとなる。

エントリー:水平線67,140の実体越え後に、日足が売り展開に転換し、戻り売りを形成したとき(66,000ドル付近)
利確：64,610ドル付近で反発されたとき
損切り：:エントリー時の直近高値を実体で超えたとき

注目ニュース＆相場一言アドバイス

今週は米国重要経済指標で相場のトレンドが大きく動く可能性

先日のISM製造業景況指数の結果が予想を下回っていたことで、FRBによる年内利下げの可能性が高くなったと多くの投資家は期待感を出しているようだ。

FRBによる年内利下げが実行されれば、株式や仮想通貨市場への投資量が増加することが望めるので、今回の結果は仮想通貨の長期的な上昇には良い影響となっただろう。

しかし、今週はISM非製造業景況指数や雇用統計などの大きな経済指標の発表をまだ控えているので、この結果次第では今週中にビットコイン市場のトレンドを明確にする可能性があるだろう。

投資家は、現在は上位足がテクニカルでロング優勢となっているものの、今回のように経済指標発表後大きく変動させることをきちんと把握して参入することをオススメする。

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デリバティブ基本データ

参照： https://www.coinglass.com/ja/currencies/BTC

ファンディングレート(FR)・未決済建玉(OI)分析

参照： https://www.coinglass.com/tv/Binance_BTCUSDT

ロングショート比率

参照： https://www.coingl