力強い反発は強気派優勢の証か 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)・ソラナ
ビットコイン価格分析
ビットコインは数日間、強気トレンドを維持している。3月5日の下落は買い場と捉え、多くのトレーダーが購入に動いたようだ。
BTC/USDT daily chart. Source: TradingView20日EMA(58,131ドル)まで下落したところで強気派の買いが活発化し、堅調な需要を示している。現在、価格は69,000ドル突破を目指しており、突破成功後は76,000ドル、さらには80,000ドルへと上昇が進む可能性がある。
一方、弱気派が69,000ドルラインを守り、価格を20日EMAより下に押し下げれば、短期的な調整局面入りも考えられる。その場合、ロングポジションの清算が起こり、価格は50日SMA(49,107ドル)まで急落する可能性もあるだろう。
イーサ価格分析
イーサは3月4日に3,600ドルのレジスタンスラインを突破したが、3月5日に弱気派の反発を受け、下落した。
ETH/USDT daily chart. Source: TradingView20日EMA(3,233ドル)まで下落したところで買いが入り、買い側が下降を止めている。これは強気派が20日EMAを守ろうとしていることを示した。
現在、価格は3,822ドルを維持しようと試みており、突破成功後は4,000ドル、さらには4,150ドルへと上昇が進む可能性がある。弱気派は3,600ドルラインを下回らせれば、上昇を阻止し、20日EMAまで押し下げる可能性もあるだろう。
ソラナ価格分析
ソラナは3月5日に143ドルのレジスタンスラインで反落し、50日SMA(105ドル)まで下落した。
SOL/USDT daily chart. Source: TradingViewしかし、日足チャートの長い下ヒゲは、強気派が50日SMAを積極的に守ろうとしていることを示している。現在、価格は126ドルを突破し、再び143ドルの壁に挑戦しようとしている。突破成功後は158ドルまで上昇が進む可能性があるだろう。
一方、現在のレベルまたは上部のレジスタンスラインから下落すれば、弱気派が優勢となり、50日SMAまで再び下落する可能性も出てくる。
XRP価格分析
XRPは3月5日、0.67ドルで反落し、弱気派が抵抗していることを示した。
XRP/USDT daily chart. Source: TradingView価格は50日SMA(0.55ドル)で反発し、強気派が急落時に買いを入れていることを示した。XRP/USDTペアは再び0.67ドルの壁を突破し、0.74ドルを目指すだろう。
一方、弱気派が0.67ドルラインを守り抜けば、短期的にレンジ相場となる可能性がある。そうなれば50日SMAと0.67ドルの間で数日間、価格が上下するだろう。
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